blog 2005年08月05日 Story Box
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「友達のまま」(6) 友達のまま 2005年08月05日[16:51]
「じゃあ、また土曜日にね!」
 4人ともそれぞれ帰る方向が違うので、ティー・ハウスで解散することになった。
 だけど、あたしと沙也は二人を見送ったあと、再び店の中へ。
 ふたりの前に暖かい紅茶が運ばれてきて、それをきっかけにあたしは口を開いた。

「あたし、なんだか最近嫌な奴になってきてるような気がするの。
好きな人がいるんだけど、それに気づくまでは何ともなかったのに、
彼と一緒の時間を過ごしてる桐葉の同級生とか見ると、ただの友達かも知れないのにすごく焼きもちやいたりして、今日だって・・・あのざまよ。みっともないったらないよね。本当に」
 
 さっきまで笑顔をキープしようとして、必死に張りつめていた気持ちが少しずつ緩んできて、また泣きそうになる。
「それだけ、みちるが相手のことを好きっていう気持ちが大きいからじゃないかな。・・・うまく言えないんだけどさ、人を好きになるのってきれいごとだけじゃすまされない気がする。
・・・あたしは大地が好きで、幸運にも両想いになれたけど、いまだに不安なときもあるし・やきもちなんてしょっちゅうだよ。
あたしは局にいる大地とプライベートの大地は知ってるけど、学校にいるときの彼も知りたいって思う。
何でがんばって桐葉に行かなかったんだ、って後悔することなんてしょっちゅうだし、今日みたいに女の子と一緒にいるのみると、ちくしょうって思うんだ。」
 

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