blog 2005年06月09日 Story Box
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「友達のまま」(5) 友達のまま 2005年06月09日[17:36]
 「はい、みちる。約束のコピーよ」
「ごめんね、次の放送の時で良かったのに」
「うん、でもみちるがせっぱつまってたみたいだったから」にこりと笑う玲奈に思わず見とれる。…かわいいなあ…美少女って感じで。そらポエム読みも様になるっちゅーねん、リクエストじゃなくてファンレターもくるっつーねん(笑)…まあそれはさておき。
 
 大会の二日後、しばらく部活も休みになるので家でのんびりしていたあたしに、家までわざわざコピーを届けてくれた玲奈。
「せっかく来てくれたんだからさ、上がってよ。冷たいもんでも出すわ。」
「そう?じゃあお言葉に甘えて」
「ちょっと散らかってるけどさー、ゆっくりくつろいでてよ」玲奈をあたしの部屋に案内し、飲物を調達しようと台所へ向かおうとしたとき、電話がなった。

 「…はい、森里です」
「みちるー?あたし、ちひろですけどー」相変わらず元気いっぱいの声にあたしは苦笑い。
「言わなくてもわかるわよー。土曜日はありがとねー」
「あのさー、土曜日に使ったCD、今からみちるん家に持ってきていいー?」
「えっ、いいの?」
「うん。実は沙也も一緒でさー、もう近くまで来てるんだー」
「じゃあ、おいでよ。うちに玲奈が来てるから」
「わかったー。じゃあ、後でねぇ」
 本当に数分も立たないうちにちひろと沙也がやってきて、あたしと玲奈を交えた4人で、おしゃべり会が始まる。

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「友達のまま」(4) 友達のまま 2005年06月09日[17:26]
 翌日。
 大会の行なわれる県立ホールでバスから下り、各自の楽器をトラックから下ろしてもらい、直前リハーサルの行なわれる場所へ移動しようとしたとき。

 「みちる!久しぶり!」
その声に振り向くと、中学の同級生・望月夏菜(もちづき・かな)がいた。
「カナ!久しぶりだねぇ。元気?」
 夏菜は小学生の頃から吹奏楽一筋で、高校に入るときに桐葉の吹奏楽部からスカウトが来たくらいの腕前の持ち主。
 拓巳と一緒に桐葉に入学して、(別々の高校を自分で選んだとはいえ)今はうらやましいの一言でしかない。 

 「みちる、いつもラジオ聞いてるよ。あれ、おもしろいねぇ。みちるのマニアックぶりが出てるよねぇ」
「それって・ほめ言葉?」
「もちろん!あたしあんまりラジオ聞かないんだけどさ、『B・E』だけは必ず聞いてるんだから」
「ありがと。…今日はがんばろうね。桐葉も藤女も地方大会に行けたらいいねぇ」
「地方大会なんて小さいことは言わないの!あくまでも目指すは全国よ」
「全国大会常連の桐葉と一緒にすんなよー!たのむよ・カナさーん」
「大丈夫よー!藤女だって毎年地方で5位以内入賞してるんだから。あと一つか二つ上げればいいんじゃない」 
「簡単に言うねー。・・・ま、お互い頑張りましょうや」
「そうだね。あ・集合だ。じゃあね」

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